ティーバッグ専用の深蒸し茶
ティーバッグで使っている深蒸し茶は、茶葉で販売されているものとは違います。
茶葉で販売されているものは、急須やティーポットで淹れることを前提としているので、お湯に浸かると時間を掛け茶葉が大きく広がることで、香りがたち味が抽出されます。
反対に、ティーバッグは、短時間で香りや味が抽出できるように、茶葉を細かく裁断しています。
茶葉が細かいのでお湯に浸かるとすぐに広がり香りがたち味が抽出されますが、茶葉は同じものなので急須で淹れたものとほぼ変わりません。
もともと、煎茶よりも深蒸し茶は深く蒸されているので細かな粉体状が多いのですが、ティーバッグに使う茶葉はさらに細かくするので、この粉末もたくさんバッグの中に含まれています。
粉末状の茶葉はティーバッグの網目よりも細かいため、急須で淹れた時と同じように「にごり」も楽しむことができます。
急須で淹れる場合は、この粉末状の茶葉が茶漉しの目に詰まったりして、洗う時に大変だったりしますが、ティーバッグであればその手間もなく簡単に淹れることができます。
40秒で淹れられる深蒸し茶の利点を活かし、さらに手軽に淹れられるティーバッグで深蒸し茶の味わいを楽しんでみてください。